山梨県河口湖畔「一竹美術館」




紅葉真っ盛りの富士の裾の河口湖畔にある「一竹美術館」に行ってきました。
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保田一竹さんは友禅、日本画を学び、その後辻が花の古い小裂に出会い、終戦後に研究を始めました。 長い年月をかけた研究の末、60歳で初めて納得のいく作品を完成させ「一竹辻が花」と名づけます。 1977年に初の個展を開き、その後は国内にとどまらず、海外でも大々的に個展を行っています。 「一竹辻が花」は色鮮やかな作品が多く、何色もの色を細かい絞りで染め分けることは容易ではありません。 その独自の感性と世界観から生まれる作品は、まるで一枚の絵画の様にも見え実に艶やかです。2006年85歳で他界
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紅葉の舞台で繰り広げられる夢舞台 創作能劇 舞衣夢(マイム)2010
舞台左手に、一竹さんの辻が花染の着物が飾られている。シンセサイザーやボイスパホーマンス、太鼓(つづみ)、笛にのせて、霊界の使者、森の守り神(朗読)、大地の精(ヨーガ)達が舞い降り夢の舞台が繰り広げられました。涙が込み上げる方がほとんどで、終盤には風が舞い、木々が喜び、頭上には落ち葉が舞い、確かに一竹さんが私達の所に舞い降りて来てくださったように思いました。感動の40分間でした。